本年度は会派の政調会長をつとめておりますが、県議会の担当は建設委員会になります。
いかに6月議会の私の質問と答弁を記載(一部抜粋)しますので是非ご覧ください。
○田内委員
一問一答でお願いします。
コロナ禍の中でも、いろんな補助金メニューを用意していただいてますのが、きっとその都度、同じような書類 何度も何度も提出するケースがいと民間企業から聞いています。
民間事業者さんが処理する書類が少なくなるようにということを政策担当部長にもお願いしましたが、交通基盤部さんとして、以前に比べて改善をしたことはありますでしょうか?
○新井経理課長
お答えいたします。
コロナの時代に入りまして、書類の簡素化ということが全庁的に取り組まれております。
特にデジタル推進の一環で、紙ベースの書類をなくして、電子申請化するですとか、あと印 鑑の見直しですね。そういったもの。特に補助金もそうなんですけれども、工事関係書類が 従来非常に枚数が多くて、業界からも何とか削減してほしいという要望があったんですけ れども、ちょうどコロナを機にそうした取組を進めておりまして、大分書類の簡素化、今、 進んできているところでございます。以上です。
【令和5年7月5日】
○田内委員
分割方式でよろしくお願いいたします。 まず1点目です。公共工事の入札対策についてでございます。 令和4年の総入札件数に対して、何件の不成立があったか、割合を教えていただければと思います。また、数字をお持ちであれば、東・中・西に分けた不調 の割合というのも教えていただけるとありがたいです。
2点目です。
不成立の原因についてですけど、どのように分析をされているのか、御答弁いただければ と思います。
3点目です。
令和4年度の入札に際してですね、入札不調にならないように、資材単価の設定方法とか、 その資材単価の改定頻度の見直し、あとは物価スライド条項の適用、あとは工事を管理する 専任技術者の配置基準の緩和等々のですね、対策というものは講じられたでしょうか。お答えいただければと思います。
4点目です。
令和5年度に入札対策として、今後どのような対策を講じていくのか、決まって いるようでしたら教えていただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
○藤塚建設業課長
お答えいたします。 令和4年度の不調不落の発生についてですけれども、交通基盤部及び農林事務所が発注した建設工事2960件のうち、276件が不調不落ということで、割合が9.3%でございました。 東・中・西の割合については、ちょっと手持ちの資料がございません。 不調不落の原因分析についてですけれども、令和2年度から令和4年度に発注した工事の不調不落傾向について分析したところ、発注時期に関しては、稼働時期、稼働中の工事が 多くなる第3四半期の発生が高く、事務所別に見ますと、沼津土木、富士土木、静岡土木で 発生率が高い状況でございました。なお、発注金額につきましては、差は少ないものの、金額が低い工事の発生率が高くなる 傾向でございました。以上でございます。
○柳原技術調査課長 不調不落対策のうち、資材単価の設定頻度であったり、方法、物価スライド条項の適用状況についてお答えいたします。
県の設計で用いております資材価格には、物価調査会社が発行している刊行物を参考に、
毎月改定しているもの、刊行物に掲載がないため、県独自の調査を基に、年2回改定してい るものがございます。調査時期につきましては、刊行物を参考としているものは毎月1日、県独自調査を行って いるものは4月1日と10月1日に改定しております。次に、物価スライドの適用状況でございますが、建設資材価格などの急激な変更に対応す るため、工事請負金額の変更請求できる、いわゆるスライド条項の適用につきましては、令 和4年度は33件で適用いたしました。以上でございます。
○藤塚建設業課長
技術者の配置基準の緩和についてお答えいたします。 工事に配置する技術者については、建設業法施行令の改正により基準が緩和されており
まして、国と同様に本県も実施をしているところです。 また、現場代理人につきましては、令和4年度から金額にかかわらず まで兼務可能
とするなど、兼務要件のさらなる緩和を行っております。 続きまして、本年度、令和5年度の不調不落対策についてでございますけれども、工事着手時期を選択できる契約での発注の促進や、発注ロットの大型化を実施することや、また災 害復旧工事におきましては、1社応札でも対応できるようにするため、指名競争入札の取扱 いを変更して、不調不落の発生の抑制に取り組んでおります。以上でございます。
○田内委員
御答弁ありがとうございました。 私もこれに関して、地元の建設業者から聞き取りをいたしました。舗装工事の簡単なもの で不調が多いという課題は建設業者さんからもお話がありました。原因はどこにあるのですかと何社かに伺ったところ、「県の職員さんはとても一生懸命皆さん頑張っ ているけど、企業さんから見ても、客観的に見ても、やはり人手が足 りない。結構忙しそうだ。人手が足りないと、簡単な 工事になればなるほど、事前の調査になかなか時間を割けなくて、事前の情報把握も少なくなってしまって、そこで不調 が起きてしまうようなことがあるのでは」
人手不足の状況をしっかりと把握をしていただいて、てこ入れしていただければあ りがたいと思います。
あともう1点建設業者から伺ったのが、特殊な工事が出るとですね、積算ソフトだけではなかなか計算がしづ らいと。その特殊な工事ほど県としてこういうふうに見積もりをしていきますよ情報を開示していただければ、建設業者さんも金額を合わせやすくなるというお話も聞いております。そこについても、皆様で1回もんでいただいて対策をし ていただければと思います。
また先ほど、発注ロットの大型化、対策の中でありましたけれども、ただこれに関しまし ては、一長一短のところもありまして、やはりロットが大きくなると、私ですとか、 中田先生ですとかは、中谷先生ですとかね、ちっちゃい町の業者さんになかなか仕事 が落ちにくくなるということもありますので、配慮いただければありがたいかなと思いますのでよろしくお願い いたします。
もう1点、公共工事の入札についてでございますけれども、地元の課題として、県管理道路の樹木の剪定時、県内の業者さんが仕事として入札して落としたのですが、それを他県の業者さんに委託することが見受けられます。県民からすると、自分たちの税金が他県の業者さんに落ち てしまっているのは違和感覚 えるのではないでしょうか。そこで委託において基準がある のかどうか教えてください。
※調べて回答するとのこと。
次の質問に移ります。 遠州灘海浜公園についてお伺いします。野球場の件ですが、野球場以外の利活用、例えばライブコンサート、ほかの球技サッカーとかラグビーとか、あとはドーム型ですと展示場など多目的な使い方について考えていくべきだと思いますが、県はどの ように考えるのか、御所見を伺います。
○伊東公園緑地課長
お答えいたします。 野球以外の利活用につきましては、現在浜松商工会議所や浜松市が、静岡県西部地域や愛知県東部地域で開催されておりますコンサート、展示会等の各種イベントの情報収集を行 っている段階です。また、野球以外のスポーツの開催の可能性につきましても、ヒアリング 等を通じてですね、先ほど先生おっしゃったサッカーであったりラグビー、アメリカンフッ トボール、テニス、グラウンドゴルフ等々、様々に利活用されていることが確認できており ます。特にラグビーにつきましては、多目的な利活用につきまして、静岡ブルーレヴズと意見交換も行っております。引き続き野球場の利活用につきまして、ヒアリング調査等を行いまして、野球以外のスポ ーツ、イベントの可能性について検討してまいります。以上であります。
○田内委員
御答弁ありがとうございました。 要望とさせていただきますけれども、今のところは野球場単体のお話が優先すると思いますが、野球だけで使うよりも、コンサートや、ほかの球技で使うほうが民間企業で言う、PLもBSも 改善をします。あとは浜松市さんの管轄になりますが、エリア全体の再開発という話になってくると、そのまちでどれだけ収益を上げら れて、県民の皆様の大切な税金を使う額を減らせるか。それこそさっきのPLとかBSの視 点が大事になってくるかなと思いますので、そこについては、ぜひ民間企業様の御知見をフ ルに活用していただき御検討いただけるとありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
それに伴って、野球場以外の使い方を考えていくとなると、当然、需要予 測も大分変わってくると思うので、それに対して今後のスケジュールも、変わってくる可能性もあるかと思うのですが、今後の官民連携導入 可能性調査の今後のスケジュールについて、御答弁をお願いいたします。
○伊東公園緑地課長
はい、お答えいたします。 官民連携導入可能性調査につきましては、令和5年の6月14日に契約いたしました。今後のスケジュールになりますけれども、委託業者と7月末からサウンディング型市場調査を 実施いたします。また、野球場を含む公園の需要予測、これを詳細に把握した上で、PFI の事業手法等について検討してまいります。その後、令和5年12月議会を目標に、野 球場タイプの絞り込みを行いまして、基本計画の素案は令和6年2月議会を目標に策定し ていきます。
その後、パブリックコメントを実施いたしまして、基本計画の公表は令和6年6月議会を 目標に取り組んでまいります。以上であります。
○田内委員 要望とさせていただきますけれども、きっとこの調査を進めていく上で、コンサルタント会社さんと御契約をされましたが、野球単体で使うのか、 それ以外でも使うのかという最初の前提が違ってくると、きっと需要調査の計算も大分違 ってくると思うんですね。コンサルタント会社の方は数学、論理の世界で、数字の世界で、数式で当てはめてどんどん積算して いくところもあるかと思いますので、コンサルタントさんと密に連携をとって進めていただければありがたいなと思いま すので、よろしくお願いいたします。要望とさせていただきます。
【令和5年7月6日】
○田内委員
それでは昨日に引き続いて、分割質問方式でよろしくお願いいたします。
未定稿
まず、昨日、質問させていただいた説明資料92ページです。
遠州灘海浜公園で、昨日は委員長に「終わりです」とお伝えしたんですけど、追 加で1問、この遠州灘海浜公園についてお願いいたします。
浜松市との連携についてという切り口で、御質問させていただきますけども、野球場を含 む遠州灘海浜公園の整備は県の所管ではありますけれども、高塚駅からのアクセスを含め て、やはり公園の周辺整備計画が一体になって進んでいかなければ、なかなか採算ラインに は乗らないのではないかと思っております。
昨日も「球場ではなくて多目的で」というお話もさせていただきましたけども、 多目的ドームになったとしてもなかなか単体だとやはり採算ベースには乗ってこないので、 町一体でやったほうがいいのではないかということですね。
モデルとすべきは、アメリカのスタジアムやアリーナで事例はたくさんあると思っ ています。最近も北広島市のエスコンフィールドなんかは町ごと開発されていてとてもい い事例かなと思っております。
やはりこれまでは球場及び公園単体の絵を皆さんのほうで描いていただいたと思うんで すけども、やっぱりここからは浜松市と協働をして周辺のまちづくりを、道の駅だけではな くもっと大きく、居住施設や宿泊施設、商業施設、娯楽施設なども含めた魅力的なまちづく りを描いていただいて、それとドーム球場のそもそもの在り方というものもまた見えてく るかなと考えています。
そこで、やはり浜松市や経済界と協議を早急に進めていくべきと考えておりますが、そこ に関しての所見をお願いいたします。
○伊東公園緑地課長 お答えいたします。これまでも浜松市や浜松商工会議所と協議を行い連携を図っており
ますが、さらに情報共有を図りながら、野球場を含めた公園との相乗効果による周辺のにぎ わい創出に取り組んでまいります。以上でございます。
次は私の地元に関係することでもありますが、まずは浜名湖の舟運、船について質問
をさせていただきたいと思います。
説明資料が84ページです。 ミナトリングにも関わってきますけども、浜名湖花博20周年事業において、舟運でお客様を運ぶ計画がされていると御報告をいただいています。また、花博 が終わった後も事業として、継続できないだろうかと模索をしてるとも報告を受けています。そこで、花博20周年事業、そしてまたその後県としてどのようにその舟運事業の実現に対して関わっていくのか、お伺いをさせていただきます。
○阿部委員長
氏名と職名を告げてください。
○木村建設政策課長 花博のイベント開催時とその後の舟運事業に係る県との関わりについて、お答えいたします。 浜名湖花博20周年事業の実施に当たり、県では経済産業部に20周年記念事業推進室を中心に、開催に向けた検討が進められております。県や浜松市、湖西市、県内の農林水産団体、 それから緑化団体、商工観光団体等で構成される浜名湖花博20周年記念事業実行委員会内 に舟運部会を立ち上げて、実施に向け漁協等との地元関係団体や浜松・湖西両市関係課と航 路や運営方法等の検討を進めていると聞いております。
交通基盤部では、2級河川都田川の河川管理者及び浜名湖の港湾管理者であることから、
舟運実施に必要な専用手続や環境整備に可能な限り協力してまいります。
次に、それ以降の舟運についてであります。
20周年記念事業以降も継続的に進めていくためには、浜松・湖西両市を中心として、浜 松・浜名湖ツーリズムビューローや関係団体、地元の観光協会等、地元が一体となって主体 的に取り組んでいくことが重要であります。
20周年記念事業で実施いたしました舟運の実績を踏まえ、事業として成立するか利害関 係に問題が生じないかなど、運用面を含めて慎重な検討が必要であると考えております。
県といたしましては、浜名湖観光圏の枠組みを活用して、これまでのミナトリングの活動 を通じていた経験やノウハウ等のアドバイスや桟橋等の県有施設の活用した舟運事業の実 施に向けて、可能な限り協力してまいります。以上です。
○田内委員
御答弁ありがとうございました。 1点また質問させていただきますけども、桟橋の整備をしていただけるという
ことなのですが、もう少し具体的に、どこの箇所の桟橋の整備を県でしていた だけるのかということに関して、お聞かせいただけるとありがたいです。よろしくお願いし ます。
○原田港湾整備課長。 令和5年1月から、向島地区の浮桟橋の設計業務に着手しておりまして、令和5年6月末、先月末になりますけど、設計が完了いたしました。 引き続き、工事を発注いたしまして、令和6年春に計画されています浜名湖花博20周年記念事業の開催に間に合うように、桟橋の整備を進めていきます。以上です。
○田内委員
御答弁ありがとうございました。これからやらなければいけないことは、実現のために地 元が汗をかかないといけないと考えています。この船の運行に関しては、地元の遊船組合 の方々が前向きに考えていただいておりますが、PRとかマーケティングやおもてなしの面で他の民間事業者が入ってこないとなかなか実現 不可能かなと考えております。地元の観光協会さんがやっていただける可能性もありますしほ かの民間さんがやっていただける可能性もあると思いますが、そこに関しては私もし っかり汗をかいていきたいなあと思いますので、御指導いただければと思います。よろ しくお願いいたします。
次の質問に移ります。
道路系で3つお願いいたします。
まず、都市計画道路大倉戸茶屋松線についてでございます。県の皆様の御協力で整備が着々と進んでおります。 工業団地の北側区間についても整備が望まれているんですけども、今のところの整備の方向性と、あと現在の状況をお伺いをさせていただきます。
次に豊橋湖西線です。これも地元からの御要望にお答えいただき、豊橋湖西線の古見交差点から、川尻交差点のバイパス工事事業が決定をいたしました。本当にありがとうござ います。
工事等、今後のスケジュールを教えていただければと思います。よろしくお願いいたしま す。
それから道路の3つ目です。
国道301号線の利木地区の自転車走行空間の整備についてでございます。こちらの国道 301号線の空間の整備に関しては、今の瀬戸の赤い橋からから徐々に南下していただいてありがとう ございます。
ただ、利木地区の国道301号線、ハマイチコースのメインルートでもあるんですけども、とても狭 くて、大企業さんに製品を納入する大型のトレーラ ーがとおりサイクリストさん怖い思いをすると状 況です。利木地区は整備の計画がまだ立ってないという認識ですが、そこについ てどのようにお考えなのかということを質問させていただきます。よろしくお願いいたし ます。
○森西景観まちづくり課長 私のほうからは、都市計画道路大倉戸茶屋松線の整備方向性と現在の状況についてお答
えします。 残りの未整備区間であります工業団地北側の一部区間につきましては、湖西市が北側の市中心部とのアクセス向上と、さらなる工業用地の需要に対応するため、今年度、国の補助 金を活用し、新たな土地区画整理事業の実施に向け、施行区域の設定検討や地元調整に着手 しております。
県といたしましては、新たな土地区画整理事業の事業化に向けた市による施行区域の検 討や事業費補助制度の利活用検討に対して技術的助言を行ってまいりたいと思います。以 上になります。
〇松岡道路整備課長。 まずは、県道豊橋湖西線吉美から古見までのバイパスについてお答えいたします。 こちら延長約700メートルのバイパス整備でありますけれども、令和4年度に事業着手いたしまして、現在、測量と設計を進めております。 今後は、この設計の中で詳細な図面がある程度、固まった段階で、地元説明会を開催していく予定でございます。 続きまして、利木の整備についてございますが、利木地内においては、今のところ整備の計画はございません。先生がおっしゃるとおりでございます。県といたしましては引き続き、 地域の皆様や湖西市などの関係者と連携し、通行空間の改善に努めてまいりたいと考えて おります。以上でございます。
次の質問に移ります。 私の地元の2級河川の入出太田川について質問をさせていただきます。 こちらに関しましても、私が12年前に当選をさせていただいてから、水害対策として様々
な事業を入れていただいて、感謝をしています。 ここでは近年の事業の内容と今後の事業の予定を御答弁をいただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
○杉山河川海岸整備課長
入出太田川の河川改修についてお答えいたします。 入出太田川は浜名湖の合流点から天竜浜名湖鉄道までの約2.3キロメートルについて、昭
和54年から平成21年まで補助事業により改修を進めてきました。その後は、上流の区間を含 め、県単の緊急事業等により河道の拡幅や護岸工及び堆積土砂の撤去等を順次、実施し、治 水安全度の向上に努めております。
近年、豪雨が激甚化していることから、湖西市と連携し対策について情報共有するととも に、引き続き、河川のパトロールや地元の要望、また緊急度に応じて整備を進め、治水安全 度の確保を図りたいと考えております。以上でございます。
○田内委員
御答弁ありがとうございました。こちらも要望とさせていただきます。 先日の6月2日の大雨のときは、入出太田川は危険水域まであと50センチでした。環境としてはそのとき大潮で浜名湖が水を受けてくれ るような状況下でものこり50センチまで迫ったということで、状況が悪けれ ば決壊をしていたかもしれないというような状況でございますので、 浚せつをはじめ対策に取り組んでいただけるとありがたく思いますので、よろしくお願いい たします。
それでは最後の質問です。 AIオンデマンド交通についての質問をさせていただきます。 AIオンデマンド交通、いろいろな種類がありまして、例えば、民間会社でやっているサービスですとmobi(モビ)ですとかビアといったものが有名かと思います。 例えば、mobi(モビ)は通信会社のKDDIと、高速バスを主に運行してるウイラー というピンク色のバスの会社さんですね。その2社で合弁会社を作ってサービスを提供し
ています。 ちょっと皆さんには釈迦に説法かもしれませんが、サービスの内容としては、50メートル間隔ぐらいに仮想のバス停みたいなものがあってですね、あとはタクシーと同じで、そのバ ス停から携帯電話で電話するなりアプリで呼ぶなりすると、すぐ向かってきてくれて、目的 地まで届けてくれるというようなサービスです。
このmobi(モビ)の特殊なところというかサービスとしてとてもすばらしい、優れて るところはサブスクビジネスになりますので、1回幾らではなくて、1か月の定額5000円と か6000円の定額で、もうある意味7時から10時まで乗り放題みたいなサービスになります。例えば、私は湖西市、6万人なんですけど、同じような行政規模でいうと、香川県の三豊 というところは同じぐらい6万人の規模で、このサービスをもう開始をしているそうです。
今後、私の地元の湖西市のような小さい町含めて、やはりこういった公共交通政策 というのはとても大事になってくると思うんですね。
ただ、そういったサービスを導入するときに、ハードルになってくるのが、 最初の調査です。
例えば、mobi(モビ)さんですと、お話を伺ったところ、「例えば、湖西市だったら どのぐらい調査費用かかりますか」と言ったら、「大体数百万かかると 思います」ということなんですね。公共交通のサービスがしっかりしているところの町こそ、人が集まっ てくる、そんな状況かなと思いますので、ぜひ県としても、A Iオンデマンド交通に対して前向きに取り組んでいただきたいなと考えておりますので、 そういったサービスに対しての県のお考えというのを、御答弁いただけるとあ りがたいです。よろしくお願いいたします。
○平野地域交通課長 AIを活用しましたオンデマンドのサービスに対する県の見解についてお答えいたしま
す。 AIを活用しまして、利用者の予約に対しましてリアルタイムに最適な配車を行います
AIオンデマンド交通につきましては、待ち時間の短縮、それから、先ほどもお話がありま した乗降場所が多数あるということで、利用者の利便性向上そういったことのほか、運行に ついても運行の効率化に寄与するものと理解をしております。
AIを活用しましたオンデマンド交通につきましては、県地域公共交通活性化協議会で 先行事例を紹介するなどして研究をしてまいりたいと考えております。以上です。
○田内委員 御答弁ありがとうございました。このAIオンデマンド交通の分野というのは、今どんどん民間企業さんが参入をしている分野です。結構、著名なところでも約8社。大企業が出資しているケースが多々ありますので、採算性が将来、見込めるだろうということで出資が行われてると思います。
調査費に対する助成等々、御検討をいただけるとありがたいなあと思います。
その後運行になったときには、行政の投入するお金は少ないほ うが継続性は高くなるかと思いますので、繰り返しなりますが、取っ掛かりのところだけでも御支援をいただけるとあり がたいなあと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で私の質問は終わります。