10月31日に県庁近くの総合社会福祉会館にあります静岡健康長寿財団に伺いました。
静岡健康長寿財団は先日の静岡県版事業仕訳にて市町がやるべきと県民評価者から判定された高齢者介護実習・普及事業を県から委託され実施しているところです。
県民評価者から無駄だと指摘されたので議員としてしっかりと結果を受け止め県民の意見を反映しなければと思い伺いました。
静岡健康長寿財団は県のOBが4人働いていてそれ以外には10数名の方が働いています。
ちなみに県から約2億3000万の税金が入っています。
伺った私の結論は県民評価者から判定された高齢者介護実習・普及事業以外にもかなりの部分市町とかぶっているとの印象を受けました。
今後は市町にも話を聞きにいって調査をすすめます。
そして12月の厚生委員会でとりあげるつもりです。
そして同じ日に県庁にて食の安全に関する条例をつくるための会派の会議がありました。
これは放射能等で意識が高まっている食品に対する安全をきちっと条例で担保するために、県からでなく議員から条例を作ろうという動きです。
そして今日は東京の文京区にあります社会福祉法人カリヨンこどもセンターさんに伺いました。
カリヨンさんは虐待などで行き場のない若者を一時的に保護できて、2週間から2か月暮らせるシェルターを運営されています。
子供たちを救う最後の砦の施設だということ、子供たちは9割虐待を受けていて精神疾患を患っている子が多いこと、大人とのつながりがない子がほとんどだということなどお話をしていただきました。
18歳未満しか対象でない1時保護所からこぼれ落ちる子どもたちを救うには必要な施設です。
カリヨンさんを含めた各法人や日本弁護士連合会のはたらきかけで国の財政支援が決定されました。
静岡県での取り組みを求めていきたいとおもいます。
夕方からは同じく東京で静岡県出身のいろいろな業界の方との交流を深める「ふじのくに交流会」があります。川勝知事も参加されます。