今日は本議会最終日です。
新聞等で報道されているように川勝知事が新たに副知事を2人追加する(計3人)にする提案をしたところ県議会過半数を占めている会派自民改革会議が反対をしていました。
理由は経費削減の流れに反するからという理由ですが知事は他の人件費を削って3人態勢にするということと、数年前に自民さんが賛成した副知事を3人にすることができる条例があることから自民改革会議の反対は筋が通っているとは言えません。
私は知事を応援していますし会派も同じ立場ですので賛成でした。
その流れの中で混乱を回避するために現職の岩瀬副知事が昨日15日に自ら辞職を決めました。
しかし2人態勢の状態でも「3人という前提で今まで議論をしていたので議案を提出しなおすべきだ」と否決されました。
県民から見たときに「どちらでもいいから他に議論することがあるだろう」と言われてしまいそうです。
政治は皮肉も込めて数の論理だと言われることもありますが今回のことはまさしく数の論理の悪い側面です。
結果的に立派な副知事が辞職する事態になったことは非常に残念です。
県民にとって不幸なのはこのまま4月に入り副知事が誰もいなくなり県政が停止してしまうことです。
私達も知事を応援する立場だからこそ自民改革会議と対決するのではなく間に入ってよりよい結論に導く努力が求められていると思います。