11月7日に会派の視察で武豊火力発電所に視察にいきました。
武豊はピーク火力と言って電力需要が高まった時にだけ動かす発電所で、伺った時には全機停止中でした。
2号機に関しては3.11後原発が停止したことを受けて長期停止中のものを2年ぶりの稼働です。
私は原発は可能な限り徐々に減らしていくべきだと考えていますが資源がないこの日本の状況ではゼロにすべきではないと考えています。
もしゼロにすれば天然ガス、石炭、石油などを輸入する局面で価格交渉力がなくなり相手の言い値で買う場面が増え、電気代等が高くなり日本から製造業がなくなってしまいます。
原発の事故は忘れるべきではありませんが円高・海外の不況が続く今、地震で原発事故が起きるリスク以上に日本経済が底に落ちて国自体が衰退するリスクにさらされています。
もちろん電力会社も給与の削減をはじめ、原発稼働を国民に納得していただく一層の努力も求められています。