6月25日、26日の2日間は危機管理や財政を担当する静岡県議会総務委員会視察でした。
①袋井市の津波マウント(命山)と避難タワー 津波マウント(建設中) 高さ10メートル 避難場所面積1,300平方メートル 事業費2億2000万(用地費含む) 避難タワー 高さ12メートル 避難場所面積160平方メートル 270人収用 事業費1億2300万(用地費含む) 袋井市は人的被害ゼロの目標を立てる。半径500メートル以内に高台設置。 高さの設定は堤防が壊れたと想定し浸水高プラス競り上がりプラス1、3メートル。 ②環境放射線監視センター 県内唯一の専門機関として、浜岡原発周辺地域を中心に放射線や放射能の調査を行っています。国設置のものと合わせて31キロ圏内に28箇所のモニタリングポストが設置されています。 ③浜岡オフサイトセンター 原子力発電所に緊急事態が発生した場合に応急措置を講じるための拠点です。東日本大震災を受けて静岡空港敷地西側に移転します。 ④志太消防本部 焼津市と藤枝市が共同で運営している消防本部です。指令システムは入電された時点で地図が画面に写し出されたり、全ての車両の位置情報や放水活動情報も把握できるなど最新式です。 ⑤清水地区石油コンビナート 大量の石油や高圧ガスが集積する地域は特別防災地域として指定されています。そして清水エルエヌジー株式会社様よりLNGの説明を頂きました。マイナス162度で液化したメタンガスであり液化すると600分の1の体積になります。現在清水から浜松までのパイプラインを建設中です。 ⑥静岡地方税滞納整理機構 平成20年に県と市町が連携して滞納整理を専門的に行う組織をつくりました。費用対効果は14倍です。湖西市からもこの機構に滞納者リストがあがってきます。 |