私たち県議会議員は年に1度日頃の課題について本会議場で一般質問を行います。
私は今回10月2日、議場に立ちました。
以下は主な質問と県当局の答弁です。
今切口西側の海岸(湖西市の海岸)と浜名湖岸の津波対策について
Q 湖西市の住民からは、大規模な防潮堤が浜松市に建設されることで、津波が襲来した際には、この防潮堤で跳ね返された津波が対岸の湖西市側に悪影響を及ぼすのではないかとの心配の声が上がっている。 地域住民の安全を確保するため、一刻も早い今切口西側の海岸と浜名湖岸の整備が必要でありますが、県は、どのような考えで整備を進めていくのか?
A まずは浜名港海岸の今切口から約1㎞において堤防かさ上げ工事を行う。湖西市の防潮堤の高さを13メートルへ引き上げる要望に対しては10月中に検討会を設置し検討してゆく。
自動車産業支援について
Q 私自身も豊田佐吉の言葉「障子をあけてみよ 外は広いぞ」の言葉と共に、湖西市、静岡県、そして日本のものづくりに誇りを持っている。県は自動車産業支援を今後どのようにおこなってゆくのか?
A 自動車産業は1番重要な産業だと認識しているので総合的な支援をしている。電気自動車や燃料電池車関連についても開発する企業があれば支援をする。
農業振興についてのうち、農地の集積について
Q 良い農地を借りたい農業者と他人に貸したくない農業者の溝を埋めることは農業の将来に必ず必要なことだと認識しています。国が検討している農地の借り受けや貸し付け、農地の管理をおこなう仮称県農地中間管理機構を担う準備があるのか?
A 農地中間管理機構についてはたいへん期待している。国の動向を注視しつつ進めたい。
農産物の輸出について
Q 静岡県には世界で勝負できる農産物は数多くあると考えています。静岡県としても強い農業のために、農産物はもとより、その加工品も含めて輸出に力を入れていくべきだがどう考えているか?
A 本年度から海外での営業活動を一層強化するために、株式会社沖縄県物産公社に県職員を派遣し香港へのイチゴやトマトの輸出に結びついている。更に輸出拡大を図ってゆく。
指定管理者についてのうち、静岡県文化財団について
※指定管理は行政の仕事を民間にお願いして行っていただくことです。税金が無駄に使われている典型のこの財団を質問に取り上げました。
Q 管理運営業務の決算9億6千8百6万9千円のうち7億1千6百40万2千円、約75%に税金が投入されている。コンサートなどのお客様の約7割は静岡市の方です。県民の文化振興が目的にも関わらず偏っている。改善が必要だがどうか? A 改善するとの答弁がなかったので引き続き議会でとりあげます。 在宅介護の推進について
Q厚生労働省が特別養護老人ホームの入所要件を厳しくし施設から在宅へという方針を加速させているように、在宅介護の充実が急務である。県としてどのように在宅介護をすすめていくのか所見を伺います。
A 24時間定期巡回・随時対応サービスの拡充、小規模多機能型居宅介護事業所や認知症グループホームの整備を推進してゆく。