危機管理のトップを県から派遣
4月より藤田和久静岡県危機政策課危機専門監が危機管理監(湖西市の危機管理を総合的に監督する立場であり部長クラスです)として湖西市へ派遣されることになりました。
県防災のエース級の職員であり、県として湖西市を地震津波から何とか守りたいという気持ちの表れた人事です。
静岡県平成26年度予算
26年度当初予算は、総額1兆1802億円 前年度当初比予算比411億円、3,6%の増。
以下に重点的な取り組みを記載します。
①大規模地震への万全の備え
想定される犠牲者を今後10年間で、8割減少させるために地震・津波対策アクションプログラム2013の着実な推進
・新たな津波被害想定への対策、超広域災害への対応ほか関連事業費 H25 344億円 → 444億円
・緊急輸送路等の整備、既存橋梁の耐震補強52億3,200万円
②安心な医療サービスの提供、健康づくりの推進
・ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ運営事業費(新規)
県内医師増加のため医学修学研修資金貸与により医学生を確保(新規:100人→120人)ほか 12億円
・地域医療再生基金関連事業費
救命救急センターや周産期医療機関の施設整備、医療人材確保、在宅医療体制の強化に対する助成ほか 18億8,600万円
③次世代産業の創出、産業の再生と活性化
・新成長産業戦略的育成事業費助成
次世代自動車、新エネなど、成長分野への参入を目指す中小企業へ助成4億円
・産業成長戦略推進事業費(新規)
産業成長戦略会議の開催、産業界の意見を具体化するための事業を実施
県理事(産業戦略担当)、産業戦略チームを設置 県理事1人、チーム3人体制2億円
・中小企業・農林漁業者向け制度資金
中小企業者等の経営の改善と安定等に必要な資金調達を円滑化 利子補給額 25億8,100万円
・農地中間管理機構体制整備費(新規)
農地中間管理機構が行う大規模な農地集積を支援5億8,600万円
・豊かな浜名湖ブランド資源回復事業費(新規)
浜名湖のウナギ、アサリ資源を保護・回復するための取組を支援800万円
④学力向上対策、多彩な分野で活躍する人材の育成
・35人学級編制の継続 小・中学校全学年での35人学級編制を継続実施 国加配、県単独措置教員45人
・学力向上推進事業費(新規)
退職教員等を活用した学び方支援非常勤講師等の小学校への配置 370人 3億2,100万円